その他補助金
2025.10.20 BLOG

省力化投資補助金(一般型)の目的と審査基準



ココペリ経営サポートです。
今回は省力化投資補助金(一般型)の目的等についてご説明いたします。
第4回の公募は11月下旬の締切を予定しています。
>>省力化投資補助金の詳細はこちら<<

省力化投資補助金(一般型)の目的

中小企業省力化投資補助事業(一般型)は、中小企業等の売上拡大や生産性向上を後押しするため、人手不足に悩む中小企業等が IoT・ロボット等
の人手不足解消に効果があるデジタル技術等を活用した専用設備(※1)を導入
するための事業費等の経費の一部を補助することにより、省力化投資
を促進して中小企業等の付加価値額や生産性向上を図るとともに、賃上げにつなげることを目的とします。

(※1)
 専用設備とは、デジタル技術等を活用した専用設備(オーダーメイド設備)とは、ICT や IoT、AI、ロボット、センサー等を活用し、単一もしくは
 複数の生産工程を自動化するために、外部のシステムインテグレータ(SIer)との連携などを通じて、事業者の個々の業務に応じて専用で設計
 された機械装置やシステム(ロボットシステム等)のことをいいます。

審査基準

以下の項目を総合的に、公平かつ厳正な審査が行われます。(第4回公募要領より/P.3)
 ・申請する製品を用いてどのような省力化効果が見込めるのか※2
 ・省力化効果により付加価値の向上がどの程度見込めるのか
 ・事業状況に見合った投資であるのか、
 ・個別の課題に対して作業工程や事業所の構造・レイアウト等に合わせて、

  機能、構造、性能等が一品一様で設計・開発された機械装置・システムの導入をする事業計画となっているか
 ・革新性がどれだけあるのか等

(※2)
 省力化指数 = [(設備導入により削減される業務に要していた時間)
          -(設備導入後に発生する業務に要する時間)] ÷(設備導入により削減される業務に要していた時間)

 本指数に用いる「設備導入により削減される業務に要していた時間」には既存業務の削減時間を組み込むことが基本です。
 加えて、新規出店を行う場合では、新たな業務プロセスで潜在的・将来的に存在する人手の削減時間も組み込むことが可能です。

<番外編>省力化投資補助金(カタログ注文型)について

<目的>
中小企業等の売上拡大や生産性向上を後押しするため、
人手不足に悩む中小企業等がIoT・ロボット等の人手不足解消に効果がある汎用製品を
導入するため
の事業費等の経費の一部を補助することにより、省力化投資を促進して中小企業等の付加価値額や生産性向上を図るとともに、
賃上げにつなげることを目的とする。

<申請の流れ>
①GビズIDの取得
②導入設備が製品カタログに掲載されているかを確認
③販売業者の選定
販売事業者と共同申請
⑤随時、採択発表

<製品カタログ掲載の一例>
清掃・配膳ロボット/券売機・自動精算機/美容ライト脱毛機器/検品・仕分システム/オートラベラー/鉄筋組立作業ロボット/
プレス用多関節ロボット/鋳物用自動バリ取り装置/5軸制御マシニングセンタ/CNC三次元測定機 など

参考:省力化投資補助金 製品カタログ(カタログ注文型)
※(カタログ注文型)は販売業者との共同申請のため、ココペリ経営サポートではサポートできかねます。
※(カタログ注文型)にも要件・審査基準がございます。(一般型)とは異なる場合がございますのでご注意ください。



以上、省力化投資補助金(一般型)についてでした。本情報が少しでも補助金をご検討中の事業者様へお役に立てれば幸いです。
なお、申請をご検討される場合は、必ず各補助金の最新の公募要領をご確認ください。

ココペリ経営サポートでは10月下旬頃まで省力化投資補助金(一般型)の申請支援を受け付けております。
補助金に関するご相談、申請をご検討・ご希望の事業者様は提携金融機関様を通じてお気軽にご相談ください。